「水は農家の魂なり」
音無井路十二号分水

円形分水2 (1 - 1)   DP2x

 竹田・阿蘇の旅は、この円形分水を見るために計画したものです。大分県竹田市の山あいにひっそりと、今でも水を流し続けるこの円形分水には、現代の我々の想像を超えた苦難の歴史があります。すぐそばの碑には「水は農家の魂なり」と刻まれていますが、その歴史を知るにつけ、この言葉の意味が重く迫ってきます。

 その歴史は約200年前に、この地区に水路を引くことから始まりました。途中の難工事を経て、この円形分水が完成したのは明治に入ってからでした。通水工事を失敗し命をもっての償いや、長い間繰り返された人々の水争いなど、たかが水とは決して言えません。現在も三地区の耕作面積に応じた水量を配分するこの円形分水は、水流の音や躍動感から、命が宿っているように感じるのは私だけでしょうか。
青の9号さん

この円形分水って誰の設計なんでしょう?すごくきれいな型ですね!
ちょっと感動ものです!

2011/12/31 (Sat) 10:52 | ボセ・フェリシアーノ・bose #- | URL | 編集

発明者

背割り分水の欠点を補った円形分水を発明したのは、京都帝国大学教授の可知貫一氏だそうです。明治44年に、最初の円形分水を作ったとあります。すぐ近くまで取り込み水路が来ており、一度地中に入ってサイフォン式で中央の筒から水が湧いてきます。全国に30ヶ所程度あるようです。

2011/12/31 (Sat) 14:05 | 青の9号 #ofuZxQNg | URL | 編集

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