DE ROSA SUPERKING E

今日の福岡市の最高気温は30.7度で、とうとう真夏日となりました。でもこれは16時に記録したもので、朝練中の最高気温は27.4度だったようです。それでも久しぶりの高い気温の中では、走ることに加えて暑さに対しての消耗は避けられません。ここ数年、暑さに対してめっきり弱くなりました。私の13~14年シーズンは、既に終わったようです。

0629 (1 - 1)(F-03C)
サブバッテリーシステム

今日は雨で朝練に行けなかったので、ANGELICA で電装品の整備をしていました。この船の電気系統はサブバッテリーシステムで管理されています。エンジン始動用と航海機器等のためのバッテリーが分けられており、これはエンジン始動時のバッテリートラブルを避けるために構築されたシステムです。でも以前はこの二系統のバッテリーをどう充電するかが問題でしたが、 Voltage Sensitive Relay (VSR:電圧感応式リレー)の登場で解決しました。エンジン稼動時に先ずはエンジン始動用バッテリーを充電し、始動用バッテリーが規定電圧になったときにサブバッテリーを充電し始めるリレーです。この機器のお陰で、船舶の電装品運用の信頼性が高まりました。(撮影は全て、FinePix S1 24-1200mm F2.8-5.6です。)

VSR (1 - 1)上部のグレーの機器がVSRです。正面左下の点灯している赤いLEDは、現在サブバッテリーが充電中であることを示しています。

バッテリー (1 - 2)ディープサイクルバッテリーの性能が上がった現在では、始動用にも通常の自動車用バッテリーに替わってこのディープサイクルバッテリーが使われています。105Ahサイズのバッテリーが、二つ搭載されています。

スイッチ (1 - 2)バッテリーのメインスイッチですが、エンジンと書かれているのが第1バッテリーのスイッチで、左が第2バッテリーのスイッチです。エンジンと二つのバッテリーをVSRが繋いでおり、大きな電流が必要な時には真ん中のスイッチで二つのバッテリーを並列に繋ぐことが出来ます。一番左のトグルスイッチは、陸電受電時のバッテリー充電切替えスイッチです。この大きさの船では、VSRを使った十分なシステムです。
ALBIN 28 TOURNAMENT EXPRESS

このボートのキャビン床材には、花梨がふんだんに使われていました。マメ科の植物である花梨は古くから唐木細工に加工されたり、家具や床材として用いられてきました。でも現代のプレジャーボートで、ここまで床にこだわるとは、アメリカ人が船に何を求めているかが良くわかります。電子レンジやTV、冷蔵庫など、北米市場での三種の神器も当たり前のように備えられています。以前ソニーのTVデザイナーから、アメリカへの輸出用のTVには必ず木目の部分を入れないと売れないと聞いたことがあります。

床 (1 - 1)艇体の材料としてFRPが主流になったころ、一部のヨットはバスタブヨットと呼ばれていました。現在でも国内のプロダクトボートにおいては、木目が美しいという価値観はほとんど感じられません。(FinePix S1 24-1200mm F2.8-5.6)
親 子

船での撮影用に、新機材を導入しました。富士フィルムの FinePix S1 です。鳥類撮影用として人気があるカメラですが、ボート上での使用には何より防塵・防滴構造が嬉しいです。ヨットのクルージングでデッキの上にフィルムカメラの NIKON F3 を置き忘れて、夜中の雨でオシャカにしたことがあります。泣く泣く下取りに手放し、チタン製の NIKON New FM2 を購入した思い出があります。総マニュアルのこの FM2 には、ゾクゾクするほどの機能美が宿っていました。

2014_0517試し撮り00288m離れた距離にいる雀の親子です。換算1200mmのズームと完璧に近い手振れ防止機構のお陰で、手持ちで撮影できました。波の揺れにも対抗できると思います。こんなカメラがキャッシュバックとはいえ30kに届かない価格で手に入るのですから、やっぱり21世紀ですね。(FinePix S1 24-1200mm F2.8-5.6)