百日紅

夏になると、可憐な花を咲かさせくれる百日紅(サルスベリ)を植えて2年が経ちました。昨年は花が一つも咲きませんでしたが、その原因がバラゾウムシ(クロケシツブチョッキリ)と理解するまで一年かかりました。この虫は薔薇の蕾につくためバラ、そして小さな甲虫ですが象の鼻のような口を持つためゾウムシといいます。新芽や花芽が出てくると、枝に上ってきて柔らかな部分から樹液を吸って枯らせます。甲虫のため薬剤が効かず、また天敵もいません。人間と昆虫との、物理的な格闘しか駆除の方法はないそうです。この美しい花は、この虫たちとの際限ない闘いの戦果なのです。(D610 + Micro 60mm f2.8/G ED)

百日紅-0369


ヤツシロソウ

ヤツシロソウ
SIGMA SD1 Merrill + MACRO 105mm F2.8 EX DG OS HSM

 熊本県の八代に自生するため、八代草(ヤツシロソウ)という名前がつきました。色や形がキキョウに似ており、科名はもちろんキキョウ科です。やはりこの花も、絶滅危惧種に指定されています。貴重な花なんですね。八代と言えば、やっぱり八代亜紀でしょう。この花も、なんだかステージドレスの裾に似ています。

 この写真は、マクロレンズで撮りました。奥行きがある花なので、ピントの範囲が前後に届いていません。どこにピントの中心を持っていくか、難しい対象物です。


キキョウ

キキョウ SIGMA SD1 Merrill + MACRO 105mm F2.8 EX DG OS HSM

 日本では古代から親しまれた花ですが、今では絶滅危惧種になっています。美しい花で、咲く前の蕾は花弁が袋状になっています。この花が咲いていると、そこだけ輝いているように見えます。花言葉は「誠実、従順」で、日本人にぴったりの花のような気がします。

 この写真は、横からの光の中で撮りました。もう少し日が翳っていると陰影が綺麗なのでしょうが、少し光線が強すぎたようでした。
マツムシソウ

 マツムシソウ SIGMA SD1 Merrill + MACRO 105mm F2.8 EX DG OS HSM

 マツムシ(スズムシ)が鳴くころに咲くのでこの名前が付いたそうですが、日本独自の固有種です。楚々とした可憐な花で、夏から秋にかけての高原の代表的な花だそうです。野原で実物を見ると、きっと感動するぐらい美しい花です。

 この写真は、105mmマクロレンズで撮りました。手振れ防止機構付きとはいえ、手持ちだったためやはりブレています。マクロレンズ撮影には、三脚が必携ですね。
フシグロセンノウ

ナデシコ SIGMA SD1 Merrill + MACRO 105mm F2.8 EX DG OS HSM

 フシグロセンノウはナデシコ科の花で、本州から九州に分布する多年草です。今年は、なでしこジャパンもヤングなでしこも、みんな頑張ってメダルを獲りました。特にヤングなでしこの攻撃力は、得点能力が高く凄かったですね。でも、誰がなでしこっていうネーミングにしたのでしょうか? その人はきっと、ナデシコ科の花が大好きなのでしょう。

 この写真は、順光で撮りました。彩度が良く出ていますが、光があたりすぎて、平べったい写真になってますね。